やー、いかんなー。俺、ホント駄目な男だよな。こんな立派な成人男子泣かせちゃって、申し訳ないですよ……… …っていうかなんで君泣いてんの? 俺は最低な人間なので、なんというか、全てが面倒くさい。仕事するのも、視察に行くのも、実は時々息をするのも面倒だ。(と以前リボーンに言ったら、問答無用で射撃の的にされたので二度と人前では言わないと誓っている) そんな俺は当然女の子との付き合いでも面倒と思う回数が多分人より格段に多く、えー、コホン、大変ウチワでゲセワな話で申し訳ないのだが、セッ………クスの手順も、ええい、なんで今更照れてんだ俺! とにかく。 女の子っていうのは前技を大事にしてるからね、さあ勃った、さあ入れようじゃー駄目なんですよ。チュッとキスをしたり、他の部品も触ったり、気持ちよくしてあげなくちゃっていう緊張が凄い。男はみんなこれで悩む筈だ。 入れた後だって大変だ。男と女の快感の感じるツボは違うから、いくら一つになるってったってイイところが全然別だったりする。その差やズレを、俺はとにかく相手優先にしようと思うので(優しさではなく、無駄な衝突を避けるための知恵)気持ちよくなる頃俺自身はすっかり疲れ果ててしまうのさ。 だろ? そんなことないかね、お前は。なあ、 「リボーン」 「は?」 うっわ凄い冷たい反応ー。 いかにもバカにしきったリアクションー。辛っ。 「テメエの下手さを言い訳にすんな。理由にならねえ」 「だって本当だから」 「ますます最低だな、ツナ。獄寺は利用されてんのか」 「そこが微妙なんだよね。俺、そういう事考えつつ他も結構いっぱい獄寺くんだから最近…」 「頬を赤らめるな気持ち悪い」 そうなのだ。 俺はあれからすっかり獄寺くんとばかり、ヤって、というかヤリまくって、今じゃあの暗黒の紙袋に手を出してしまいそうな勢いなんだ。 何しろ俺は何をするでもなく彼が至れり尽くせりで気持ちよくしてくれるので、他の選択肢を考える事すら最近はご無沙汰。これってどうなんでしょう。 「仕込むなんて!とんでもない!俺が其処まで器用だと思う?!」 「思わねえ」 「なかなか………勉強熱心みたいだね、彼」 「聞きたくねえ」 「でも案外ロマンチストっていうか」 獄寺くん、妙な夢持ってるから時々。 この間バックでしてみたら、楽なんだけど、顔が見たいとかって言われて捻って右ばかり向いてたら翌日一日中顔が右向いてるからね俺。これも寝違えってーの? それに気持ちいいけど顔が見れないのは寂しいとかシラフで言っちゃうからね獄寺くん。唐突に泣くし。 う、思い出したらすんげーハズカシイ。 あんなボロボロ泣いて、ギュウギュウしがみついて朝まで離れなかったんですよあの人。 なんかも………面倒見るしかないじゃん。 2005.9.15 up next |